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なぜ「2インチ材」は38㎜?2×4材の秘密

ツーバイフォーの寸法が違う?その真相とは

なぜ"2インチ材"は38mm?ツーバイフォー材の秘密

2インチと4インチで2×4(ツーバイフォー)とされていますが
「2インチって約50.8mmなのに、なんで38mmなの?」
そんな疑問を持ったことはありませんか?

実は、ツーバイフォー材(2×4材)は呼び寸法で、
実寸は約38mmX89mmm(約1.5 インチ×3.5インチ)です。
※1インチ=25.4mm

サイズは「乾燥」と「仕上げ加工」が関係している

木材は丸太から切り出していますが、「乾燥」と「仕上げ加工」の工程を経てサイズが小さくなっております。

木材は伐採直後、水分たっぷりの「生材」です。針葉樹なら含水率は80〜120%にもなります。

1. 乾燥
そのまま使うと反りや割れの原因になるため、人工乾燥(KD:Kiln Dry)で含水率を15〜18%に下げます。この工程で木材が収縮します。

2. プレーナー加工で削る
乾燥後、4面すべてを削って平滑にする加工(S4S)を行います。
ここで削られることにより、最終的に38mm厚になります。
こうして、呼び寸法の「2インチ」が実寸の「38mm」になるのです。

ツーバイ材規格化の背景と効率の良さ

ツーバイフォー材の魅力は、その合理的な規格にあります。
厚みはすべて38mm で統一
幅は2X4(899mm)から2X12(286mm)まで、用途に応じて5種類
厚みがそろっているため、幅の違う部材同士でも組み合わせがスムーズ。
加工や組み立てがしやすく、施工スピードの向上や品質の安定にもつながります。


この2×4材の規格は、アメリカで建築の工期短縮やコストダウンを目的に生まれました。
さらに世界中に広まった理由は、
・部材が均一で安心できること
・規格品として大量生産でき、経済的であること
というシンプルながらも強力なメリットがあるからです。こうした背景から、日本でも導入が進みました。

日本では高度経済成長期に急激に増加した住宅需要に対応するため、1974年に建築基準法に基づく住宅工法として正式に認定され、ツーバイフォー工法の本格的な普及が始まりました。

2×4  ツーバイフォー38×89(㎜)
2×6  ツーバイシックス38×140(㎜)
2×8  ツーバイエイト38×184(㎜)
2×10  ツーバイテン38×235(㎜)
2×12  ツーバイトゥエルブ38×286(㎜)

ツーバイ材の樹種

ツーバイフォー材に使われる木材は、主にSPF材です。
SPF材とはSpruce (スプルース)、Pine (パイン)、Fir(ファー)の3種類の針葉の針葉樹の総称で、それぞれ少しずつ特徴があります。

・スプルース(Spruce):軽く加工しやすく、木目が細かく均一。DIYやデッキ材など、初心者の工作にもおすすめ。

・パイン(Pine):木目がはっきりして見た目が良く、塗装や仕上げを楽しみたい方向け。

・ファー(Fir):強度が高く、反りや割れが少ないため構造材として安心。

ただし、市場に出回るSPF材は、3つの樹種が均等に混ざっているわけではなく、製材業者や地域によって割合が変わることもあります。どの樹種にあたるかは、運次第です。

木材会社直営のノースショールームでの取り扱いは?

当社では、
·幅:2X4(89mm)、2X6(140mm)、2X8(184mm),2X10(235mm),2X12(286mm)
・長さ:1820mm〜6100mmまで各種をご用意しています。

DIY文化の火付け役とも言える2×4材は、加工しやすく、初心者の方がDIYを始めるのにぴったりです。
工作を楽しむ方やデッキ材の製作にも便利な長さカットも承っておりますので、「欲しい長さだけ」お求めいただけます。

【木材会社ならでは!スタッフに気軽に相談】
さらに、タイミングが合えばショールームで当社の職人から直接アドバイスを受けられることも。
その場で一緒に製作を進めることもできるかもしれません。
どうぞNorthショールームまでお気軽にご相談ください。
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